2020年11月16日午前10時から午後2時半、イタリアのアンコーナ市、サレージ病院にて10歳の少年が脊髄の二重腫瘍を取り除く手術を受けました。
世界で初めて、手術室に432ヘルツで調律されたピアノが置かれ、生物学者であり癒しの音楽家でもあるエミリアーノ・トーゾ氏による生演奏が手術中に行われました。手術中、少年の脳波はとても穏やかで、癒しの音楽の効果がはっきり見られました。手術はとてもスムーズに進み、大成功しました。

少年は手術後も、痛みを和らげるために432ヘルツの音楽を録音で聴き続けました。
この手術の責任者であるロベルト・トリニャーニ医師は『身体中が大きい感動で震えた』と答えました。

最近では神経心理学の分野で、 音楽は感情、本能、認知、行動を統合する機能を持つ大脳辺縁系（大脳の奥深くに存在する発生学的に最も古い型の皮質）を刺激する作用がある事が確認されています。そして、リラクゼーション効果のある音楽はエンドルフィンやエンケファリンなどの人体の神経組織で自然に作られるモルヒネを解放する作用を持っているホルモンであるドーパミンやアドレナリンの生成のバランスを整え、増やす働きがあります。エンドルフィンは痛みと体の緊張を緩め、静寂で平和な精神状態に導きます。エンケファリンは抗体の生産機能を刺激し、免疫システムを強化させます。
実際、カリフォルニア州ロマリンダ大学の公衆衛生学院では一連の音楽療法セッションの後、神経免疫的な検査のパラメーターが顕著に増加した結果が出ております。

さらに、心身を活性化する癒しの音楽は、体内で自然に作り出される抗うつ薬であるセロトニンや鎮痛剤であるベータエンドルフィンの生成を促す効果、鎮痛剤ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑制する効果も確認されており、精神的、肉体的疲労の回復、不安や心配性の解消や不眠症の改善に大きく貢献します。

『音は顕現する全ての源であり、音の神秘を知るものは全宇宙の神秘を知る。』

音のハーモニーによる調和の感覚、宇宙を構成する自然界の連動したリズム感覚、それを統合した神聖なる感覚、この音楽感覚の発達は私たちを宇宙の要素そのものである実感に導きます。

宇宙のあらゆる構成要素はフィボナッチ係数、黄金比により表されています。432ヘルツに調律された音と倍音は自然界に現れる黄金比を尊重しており、宇宙の調和の波動を表現します。この波動により、私たちの脳の両半球は統合され、集中力を高め、創造性を発揮できる基盤を作り、心に安らぎをもたらします。

宇宙の音は無限の愛と慈悲の心で全てを大調和に導きます。L’OTTAVA NOTA PEACEFUL MUSIC®は、その宇宙の心と一体となり音楽を奏でます。それが、神の癒しの音楽と言われる所以です。この音楽の導入は特に、高い集中力を心に安らぎを持って維持する事が重要な、幼稚園や学校、病院、心理セラピー、動物病院等にとても重要です。右脳と左脳をシンクロさせ、調和させる効果があるため、文筆、ダンス、絵画などのアーティストが新たな作品を創造するのにもお勧めです。